魔性の美少年  母性の戯れ 詩乃(前編)
「ごめんなさい・・彩はおばあ様の処にお出かけしてるの・・」
秀人がガールフレンドの綾部彩の家を訪れると、彩は出かけて留守だった。
「おばさん一人なの・・良かったら上がって遊んでいかない?美味しい物をご馳走するわよ。」
「どうしようかな・・・・・」
秀人は恥ずかしそうにしながらモジモジしてみせる。

「さあ・・上がった・上がった・・お腹が減ってるんでしょ・・」
そんな秀人の仕草に母性本能をくすぐられた詩乃は秀人を強引に家の中に引き入れる。
このことがやがて後悔することになるとは知る芳も無かったのだった。


綾部詩乃は山口智子に似た知性的でありながらも活発で明るい性格の美人熟女妻である。
最近一人娘の彩が少しづつ大人らしくなっていくことに不安とある種の嫉妬心を感じていたのだった。

二人はリビングでお茶を飲みながら楽しく話をしている。
「ねえ・・秀人君、彩とはどんなお付き合いをしてるのかしら・・」

「ええっ?・・普通の友達ですよ・・僕達・・」
「そうなの・・安心したわ・・なんだか気になっちゃって・・最近彩ったらどんどん綺麗になっていくから・・」
「安心して下さい・・僕は子供には相手がしませんから・・彩よりおばさんの方が素敵ですよ・・」
「まあ・・秀人君ったら・・大人をからかって・・悪い子ね・・」
思いも掛けない秀人の言葉に詩乃は一瞬戸惑いながらも一先ずは安心したのであった。

「おばさんも秀人君のこと可愛いと思うわ・・自分の息子のように思ってるから、うんと甘えてもいいわよ」
詩乃は美少年の秀人から誉められ、ついつい浮かれた気分になっていた。

「ねえ・・秀人君はキスの経験はあるのかしら・」
詩乃はこの美少年をちょっと苛めてみたい誘惑に駆られ、その表情を覗き込むようにして甘い声を掛ける。
「ないですよ・・」
秀人はもじもじしながら小さい声で答える。
「してみたい?」
「ええ・・」
秀人は内心しめしめと思いながらも、務めて初心な少年も演じ続けるのだった。

「彩には絶対に内緒よ・・約束できるかしら?」
詩乃は山口智子に似た顔に何処か卑猥な笑みを浮かべながら秀人の顔に自ら顔を近づけて行く。

「絶対に言いません・・・僕とおばさんの二人だけの秘密でしょ・・」
秀人はあくまでも純情な少年を演じながら、詩乃の唇が己の唇に重なってくるのを感じとっていた。


続く

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