PTA大奥物語 処女妻キャリアの戦慄きPARTU (1)
「ううっ・・・出る・・」
「あ・あなた・・まだ・・」
新妻春香がゆっくりと感じ始め、さあいよいよこれからだと言う時に、夫正孝は呆気なく果ててしまった。
「どうだ・・良かったか?」
正孝は一方的に自分の欲望を放出すると、すっかりと満足仕切った表情で愛する新妻春香を抱き締めながら耳元で優しく囁くのであったが、
「ええ・・」
不完全燃焼のまま一人取り残さる形となった新妻春香は、只、曖昧な返事を返すことしか出来なかったのであった。

新婚の二人の夜の生活であるが、夫の正孝は前戯もそこそこに挿入してくると、そのまま一気に腰を使い続け、そして直ぐに果てると言うワンパターンの繰り返しであった。
それでも、始めの内は何とか愛する夫の正孝と結ばれることが出来た、ただそれだけで満足していた新妻春香であったが、やがて日が経つに連れて心の片隅に少しづつ満たされぬ物を感じ始めることを禁じえなくなっていた。

生来が研究心旺盛な春香は、ネット、女性誌などからその手の情報を集め自分なりに研究をしていく内に、徐々にSEXに対する新たな好奇心が沸沸と沸いてくるのである。

一方、元々がSEXに余り興味を抱いていなかった夫の正孝は、そんなこととは露知らす、今夜もお決まりのワンパターンで自分の欲望を放出してしまうと、直ぐに軽い寝息を立て始めるのであった。

「ああ・・あなた・・もう少し・・でも・この人を愛しているのですもの・・いいのよこれで・・私は・・」
愛する夫の無邪気な寝顔を見つめながら、春香は自らに言い聞かせるように心の中で呟くのであった。
しかしながら、春香の指はまるで何か魔物にでも導かれるように、密かに己の花園を愛し始める。
やがて春香の秘密の瞑想の中には、いつしか夫以外のある一人の男の姿が登場してくるのであった。
その男とは・・・・・・。

その翌日、
「ううん?・・どうやら・・俺の出番が来たようだな・・・・」
目の前を歩く新妻教師春香のオスを誘うようなヒップの動きに視線をクギ付けにされたまま、隆造は心の中で呟くのであった。

「先生・・お変わりありませんかな・・」
「ええっ?・・あら・会長さん・・・・はい・おかげさまで・」
不意に後から声を掛けられ、春香は戸惑いの表情で振り返りながら隆造を見つめた。
実はこの時、春香は歩きながら、ある男即ち隆造との淫らな瞑想が思い巡らせていたのだった。
その当の隆造が目の前に現れたのだから、春香が動揺するのも無理が無かった。

「それは何よりですな・・ところで、如何ですかな・・久し振りにお食事でも・・」
「ええ・・でも・・」
春香の表情に明らかに迷いを感じ取った隆造は、ここで間髪いれずに一気に攻めたてるのだった。
「この週末を空けといてもらえますかな・・この前のところに予約を入れときますから・・」
それだけ言い残すと、隆造は春香の答えを待つことなく、その場を後にするのであった。

「あ・あの・・」
後に残された春香は、ある種の不安と期待が入り混じった複雑な心境のまま、隆造の後姿を見送るのであった。


続く

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